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大河ドラマ「麒麟がくる」第30話 あらすじ&感想【ネタバレ】

どうも、うめたろうです。

大河ドラマ「麒麟がくる」第30話「朝倉義景を討て」は、11月1日の放送予定です。

「麒麟がくる」第30話のあらすじ&感想です。

 

キャスト

明智光秀(あけちみつひで):長谷川博己

煕子(ひろこ):木村文乃

藤田伝吾(ふじたでんご):徳重聡

織田信長(おだのぶなが):染谷将太

帰蝶(きちょう):川口春奈

木下藤吉郎(きのしたとうきちろう):佐々木蔵之介

足利義昭(あしかがよしあき):滝藤賢一

三淵藤英(みつぶちふじひで):谷原章介

摂津晴門(せっつはるかど):片岡鶴太郎

正親町天皇(おおぎまちてんのう):坂東玉三郎

朝倉義景(あさくらよしかげ):ユースケ・サンタマリア

山崎吉家(やまざきよしいえ):榎木孝明

駒(こま):門脇麦

望月東庵(もちづきとうあん):堺正章

 

大河ドラマ「麒麟がくる」第30話「朝倉義景を討て」あらすじ(ネタバレ)

織田信長によって、美濃に呼ばれた明智光秀。

ついに、織田信長は、越前の朝倉義景を攻めることを決意していました。

しかし、自軍だけでは、勝つ見込みは少ないと考える織田信長。

 

明智光秀は、織田信長に提案をします。

その提案とは、帝に戦を認めてもらい大義名分を得ることでした。

 

大義名分を得れば、諸国の大名も集まるのではないかという考えでした。

織田信長は上洛をし、帝である正親町天皇に拝謁するのでした。

 

大河ドラマ「麒麟がくる」第30話「朝倉義景を討て」感想

 

大河ドラマ「麒麟がくる」第30話「朝倉義景を討て」が放送されました。

 

織田信長は、配下の者たちを、岐阜城に呼び寄せます。

岐阜城に向かう明智光秀のもとに、木下藤吉郎が出迎えに来ました。

藤吉郎の妻・ねねが作った弁当を差し入れに持ってきました(笑)。

 

秀吉のいい意味での、人たらしの良さが出ていましたね。

木下藤吉郎は、岐阜城で朝倉との戦の話があるのか気になる様子です。

 

「幕府には、朝倉と繋がる者もいる」

それらを一掃しないと、幕府は新しくならないと、木下藤吉郎は言います。

「そのためには、朝倉を討つのがいいのでは・・・」

 

明智光秀は、木下藤吉郎に答えました。

「朝倉と戦うには、相当の兵と銭がいる」

 

部屋を出た明智光秀は、駒と再会します。

「公方様に呼ばれた」と言う駒。

明智光秀は、驚きます。

 

「ん・・・?公方様がお待ちかね?」

光秀も駒の人脈に、びっくりしていました(笑)。

 

駒は薬の売上金を、足利義昭に献上していました。

貧しい人や、病に困る人を救いたいと思う足利義昭。

「その力になりたい」と、駒は思います。

 

駒の気持ちを知って、足利義昭は感動し、目に涙を浮かべていました。

駒の丸薬をためらわず、飲む足利義昭。

足利義昭は、駒に言います。

 

「そなたといると、清々しい気持ちになる」

そして、二人は城を抜け出し、蛍を探しに行きました。

志村けんのバカ殿を思い出したのは、うめたろうだけではないはず・・・。

 

二条城ではそんな足利義昭を、摂津晴門が心配をしていました。

摂津晴門は、岐阜城で何が行われるのかを部下に調べさせていました。

「織田の動き次第では、手を打たねばならぬ」と・・・。

 

明智光秀は、岐阜城で松永久秀と再会します。

織田信長に茶器の査定を頼まれていた松永久秀。

 

松永久秀は、明智光秀に言います。

「信長殿は、将軍の為にお金を使ったが、領地が増えたわけではない」

「金など戦に勝てば、いくらでも転がってくる」

 

そこに、三淵藤英が現れました。

三淵は、「織田信長が朝倉義景と一戦交えると決意した」と言います。

しかし、諸国の大名たちを動かすには、大義名分が必要であると三淵は思います。

 

明智光秀は、帰蝶と再会します。

帰蝶の隣には、信長の嫡子・奇妙丸(のちの織田信忠)がいました。

 

奇妙丸は、明智光秀に向かって言いました。

「母上、この者が泣き虫十兵衛か」

 

帰蝶は、光秀に言います。

「奇妙丸は、清州で9年間育て上げた」

「もはや、我が子のようじゃ」

 

通説では、奇妙丸の生母は、織田信長の側室・生駒吉乃(いこまきつの)だと言われています。

しかし、近年では、その信憑性が問われ、奇妙丸の母は謎に包まれています。

 

明智光秀は、「朝倉との戦をどう思われますか」と帰蝶に問いかけます。

すると帰蝶は、「信長に朝倉をお討ちなされと申し上げた」と言いました。

 

明智光秀は、信長のもとに顔を出します。

織田信長は、明智光秀に言いました。

 

「朝倉相手に一人では勝てぬ・・・、何か良い手はないか」

明智光秀は、帝に聞くのが得策であると述べ、信長に帝に会うことを勧めました。

 

明智光秀は、妻・煕子と子供達にも再会しました。

翌日、京に戻る明智光秀に、煕子は言います。

「私どもも、京へお呼び頂けませんか」

 

煕子や子供たちは、「戦に行く父をいつも見送りしたい」と思っていました。

煕子の想いを聞いた光秀は、家族を京に呼ぶことを決意します。

 

京の御所では、正親町天皇と望月東庵が、囲碁を打っていました。

天皇と囲碁を打つ望月東庵・・・、どんだけすごいのよ(笑)。

望月東庵のすすめにより、正親町天皇は織田信長と会うことを決めます。

 

二条城では、足利義昭と駒が、蛍を捕まえて戻ってきていました。

足利義昭は、蛍を飛ばしたり、駒のためにお手玉を用意したりしていました。

駒の手を握る足利義昭。

 

まさかの駒と将軍のラブストーリー・・・。

 

 

 

帝に拝謁した織田信長を待っていた明智光秀。

明智光秀のもとに、織田信長が帰ってきました。

織田信長は、帝に言われたことを光秀に伝えます。

 

「帝は、いずれも見事だと言ってくれた」

「武勇の誉れを天下に示し、当代一の武将なり」

「天下静謐(てんかせいしつ)のため、一層励むように」

 

さらに、帝から、「都や畿内を平和にする戦なら、やむを得ない」と言われます。

ついに、信長は、天皇から勅命をもらうことに成功したのでした。

満面の笑みで、とても嬉しそうな信長でしたね。

 

その頃、越前の一乗谷では・・・。

朝倉義景のもとに、摂津晴門からの手紙が届きます。

織田信長が戦の準備を始めていることを知った朝倉義景。

 

朝倉義景は、「戦の備えじゃ」と織田信長を迎え討ちます。

 

 

 

京の二条城では、明智光秀が足利義昭に拝謁をしていました。

 

明智光秀は、足利義昭に進言します。

「信長様が帝の勅命をもらい、若狭国の武藤友益(むとうともます)を討つこが決まりました」

「帝の勅命であり、幕府も総出で、若狭の武藤を討つべき」

 

それを聞いた足利義昭は、明智光秀に答えました。

「わしは、戦は好まぬ」

「戦があれば、和議の仲立ちをするのが将軍の役目・・・、都で待つ」

 

そう言って足利義昭は、その場を去って行きました。

 

それを見ていた摂津晴門が口を開きます。

「しらじらしい口実を・・・、朝倉を討つと、はっきり申せばいい」

「幕府は多くの大名に支えられることを望んでいる、朝倉と戦うつもりはない」

 

明智光秀は、摂津晴門に反論をします。

「もはや朝倉義景に、幕府を支える力はない」

 

さらに、越前にいた頃を思いだしてほしいと言います。

「あのまま越前にいたら、幕府はだめになっていた」

 

摂津晴門は、明智光秀に言います。

「越前では、三淵様がいたから、切り抜けられた」

明智光秀は、三淵藤英が朝倉義景の嫡男・ 阿君丸(くまぎみまる)を毒殺したことを知ります。

 

さらに、その毒を越前に運んだのは、摂津晴門の家臣であることがわかりました。

「一人の力ではなく、皆の力で事を成すのだ」

「幕府は都を守らねばならない、京から一歩たりとも出るつもりはない」

 

その場にいた三淵藤英も口を開きます。

「この戦は、気が進まない」

「私は都に残る・・・、御武運を祈るしかない」

 

京都の妙覚寺では、戦の準備が整っていました。

織田信長の号令のもと、朝倉攻めが決行されたのでした。

 

ついに、天皇の勅命をもらった織田信長は、若狭国に乗り込みます。

この朝倉攻めは、足利義昭の命令との説もあります。

ドラマでは、天皇の勅命により戦が開始されました。

 

幕府は織田信長の戦に、消極的な姿勢を見せます。

今回の件で明智光秀は、「幕府とはこのようなものか」と疑問を抱きました。

この後、幕府と織田信長、さらには明智光秀との間に、亀裂が生じます。

 

足利義昭が捕まえた蛍。

一瞬の輝きを見せる蛍は、足利義昭そのものを表していたのでしょうか・・・。

足利義昭の将軍の威光は、蛍のような一瞬の輝きであるかのように。

 

次回、織田信長に絶体絶命の危機が襲います。

織田信長はこのピンチをどのように逃れるのでしょうか・・・。

 

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