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大河ドラマ「麒麟がくる」第37話 あらすじ&感想【ネタバレ】

どうも、うめたろうです。

大河ドラマ「麒麟がくる」第37話「信長公と蘭奢待(らんじゃたい)」は、12月20日の放送予定です。

「麒麟がくる」第37話のあらすじ&感想です。

キャスト

明智光秀(あけちみつひで):長谷川博己

織田信長(おだのぶなが):染谷将太

木下藤吉郎(きのしたとうきちろう):佐々木蔵之介

佐久間信盛(さくまのぶもり):金子ノブアキ

足利義昭(あしかがよしあき):滝藤賢一

三淵藤英(みつぶちふじひで):谷原章介

細川藤孝(ほそかわふじたか):眞島秀和

朝倉義景(あさくらよしかげ):ユースケ・サンタマリア

山崎吉家(やまざきよしいえ):榎木孝明

朝倉景鏡(あさくらかげあきら):手塚とおる

武田信玄(たけだしんげん):石橋凌

駒(こま):門脇麦

望月東庵(もちづきとうあん):堺正章

菊丸(きくまる):岡村隆史

今井宗久(いまいそうきゅう):陣内孝則

正親町天皇(おおぎまちてんのう):坂東玉三郎

三条西実澄(さんじょうにしさねずみ):石橋 蓮司

 

大河ドラマ「麒麟がくる」第37話「信長公と蘭奢待(らんじゃたい)」あらすじ(ネタバレ)

上洛を目指す武田信玄の進軍が、突如として、止まりました。

足利義昭は武田信玄などの援軍を得られず孤立し、織田軍に捕らえられます。

二条城にいた三淵藤英も織田軍に捕らえられ、織田方についていた弟・細川藤孝と再会を果たします。

 

菊丸により、武田信玄の死んだという情報を掴んだ明智光秀。

織田信長は武田信玄の死を知り、朝倉・浅井を攻め、一気に滅ぼします。

勢いに乗る織田信長は、朝廷にあることを願いでました。

 

大河ドラマ「麒麟がくる」第37話「信長公と蘭奢待(らんじゃたい)」感想

 

三方ヶ原の戦いで、徳川家康を破り、三河に侵攻した武田信玄。

しかし、突如として、武田軍は兵を甲斐国に引き返しました。

 

宇治では、足利義昭が槇島城に立て籠り、織田軍と対峙します。

織田軍の猛攻撃により、槇島城は陥落。

木下藤吉郎が率いる織田軍によって、足利義昭は捕まります。

 

木下藤吉郎は、明智光秀に言います。

「ご覧あれ明智殿・・・、将軍様がこのざまじゃ」

「これからは、我らの世でござる」

 

二条城を守備していた三淵藤英も、織田軍に投降しました。

織田方についた弟・細川藤孝と対面する三淵藤英。

三淵藤英は弟である細川藤孝に、「裏切者になり果てたか」と罵倒します。

 

 

兄である三淵藤英に向かって、細川藤孝は答えます。

「政(まつりごと)には、時の流れを見ることが肝要・・・」

細川藤孝は「兄弟二人で淀城を攻撃せよ」との信長の命令を告げ、その場を去ります。

 

三淵藤英は、明智光秀に言いました。

「十兵衛殿・・・、わしは負け、そなたは勝った・・・」

 

二条城で死んでもいいと思った三淵藤英。

三淵藤英は、将軍・義昭の命を助けてもらうかわりに、説得に応じました。

 

そんな三淵藤英に、明智光秀は言葉を掛けます。

「勝ちも負けもございません」

「あるのは紙一重の立場の違い・・・、私はそう思っています」

 

時勢を見た細川藤孝と、忠誠心を貫いた三淵藤英。

両者の人生は、大きく変わることになります。

しかし、槇島城の戦いは、一瞬で終わりましたね・・・。

 

京では、明智光秀のもとに、菊丸が掴んだ情報が届きます。

菊丸は、望月東庵の診療所を訪れました。

駒の様子を聞きますが、今はいないと聞かされます。

 

宇治では、足利義昭のもとに、駒が訪ねていました。

足利義昭は、反信長勢力に書状を書いていました。

備えが整えば、もう一度、立ち上がることを駒に伝えます。

 

しかし、駒は、戦の事しか考えていない義昭に失望します。

そんな駒に、足利義昭は思いを伝えます。

「戦を終わらせるには、戦をするしかない」

 

明智光秀は、織田信長を訪ねます。

織田信長は、将軍の代わりに改元を実行し、「天正」と名付けようとします。

武田軍の動向が気になる織田信長。

 

織田信長は、浅井・朝倉を潰したいが、武田軍が進軍しているため、身動きが取れません。

そこで、明智光秀は、武田信玄の死を織田信長に伝えました。

武田信玄の死を知った織田信長は、行動を開始します。

 

 

織田信長は浅井長政を攻めるため、近江に出陣。

さらに、朝倉軍が援軍として出てきたところを追撃します。

越前国に引き返した朝倉義景は、一族の朝倉景鏡の裏切りにより、追い込まれます。

 

朝倉義景は自害し、ついに朝倉家は滅亡しました。

その後、織田信長は、近江に戻り、浅井長政を討ち取り、浅井家も滅亡させます。

 

一乗谷城の戦いと小谷城の戦いも、一瞬で終わりました・・・。

ペースが急激に、早くなっています・・・・。

 

京の妙覚寺では、織田信長が明智光秀と話をしています。

大和の松永久秀が、織田信長に許しを願い出てきました。

織田信長は、明智光秀に「どう思う?」と尋ねます。

 

「味方にすれば心強い」と述べる明智光秀。

明智光秀の言葉により、「ならば許すか」と、松永久秀を許そうと考えます。

 

そして、織田信長は、今井宗久にあることを聞きます。

「蘭奢待(らんじゃたい)を存じておるか?」

 

蘭奢待とは、正式名称を「黄熟香(おうじゅくこう)」と言います。

蘭奢待は、天下第一の名香と言われた巨大な香木です。

 

織田信長は、「今のわしには、蘭奢待を拝見できると思うか」と今井宗久に聞きます。

今井宗久は、「織田様にはその資格がある」と述べました。

 

明智光秀は、今井宗久と二人で話します。

「殿は一体、何をお考えなのか・・・」

 

今井宗久は、「今の織田信長に敵はいない・・・、見たい景色があるのだろう」と明智光秀に答えました。

しかし、明智光秀は、その答えに納得がいかない様子。

 

明智光秀は、今井宗久に言います。

「私に言わせれば、頂(いただき)はまだこれから」

「これからどのような世を創りになるか、今はそれを考えるべきである」

「まだ、山の中腹なのです・・・、頂は遠い」

 

京の御所では、正親町天皇と三条西実澄が、信長について話していました。

帝は、今の織田信長の働きは見事であると認めています。

 

そんな織田信長が、「蘭奢待の切り取りを所望してきた」と、三条西実澄に伝えます。

三条西実澄は驚き、帝が認めるならやむを得ないと考えます。

 

 

東大寺の正倉院(しょうそういん)では、蘭奢待が110年振りに運び出されました。

織田信長は、蘭奢待を切り取り、手に取ります。

そして、切り取った蘭奢待を、帝にひとつ差し上げようと考えました。

 

帝のもとに送られた蘭奢待。

もともとは、帝が所有する蘭奢待。

 

帝は、三条西実澄に言います。

「朕が喜ぶと思うたのであろうか・・・」

「織田信長、よくよくの変わり者よの」

 

帝は、その蘭奢待を毛利輝元に送るよう指示しました。

 

信長の命により、三淵藤英は明智光秀の坂本城に預けられました。

織田信長は、突如、三淵藤英の所領を没収したのでした。

 

明智光秀は、三淵藤英に言います。

「信長様のお考えは、時に測りかねることがございます・・・」

 

そんな明智光秀に、三淵藤英は答えます。

「主(あるじ)とはそうゆうもの・・・」

「その時にこそ、どう従うか・・・、そこが家臣の器」

 

将軍・足利家に従えてきた三淵藤英は、自分自身の体験を語ります。

その顔は、自分の最期を悟ったような様子でした・・・。

 

かつて歴代将軍にしか、切り取ることができなかった蘭奢待。

織田信長はついに、その名と肩を並べる地位に立ちます。

今回の件で織田信長の権勢は、世間に広まることになりました。

 

足利義昭を追い出し、武田信玄の死、浅井朝倉の滅亡。

織田信長の勢いは、誰にも止められません。

 

そして、明智光秀に重大な任務が与えられます。

それは、山々が入り組む、丹波の地を攻略することでした・・・。

 

それにしても、展開がハイペースになりましたね。

槇島城の戦い、一乗谷城の戦い、小谷城の戦い、が流れるように終わりました(笑)。

 

これから、本能寺の変に向けて、急ピッチで話が進むことは間違いなさそうですね。

今後の展開に、目が離せません・・・。

 

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