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大河ドラマ「麒麟がくる」第34話 あらすじ&感想【ネタバレ】

どうも、うめたろうです。

大河ドラマ「麒麟がくる」第34話「焼討ちの代償」は、11月29日の放送予定です。

「麒麟がくる」第34話のあらすじ&感想です。

 

キャスト

明智光秀(あけちみつひで):長谷川博己

明智左馬之助(あけちさまのすけ):間宮祥太朗

藤田伝吾(ふじたでんご):徳重聡

織田信長(おだのぶなが):染谷将太

柴田勝家(しばたかついえ):安藤政信

松永久秀(まつながひさひで):吉田鋼太郎

筒井順慶(つついじゅんけい):駿河太郎

足利義昭(あしかがよしあき):滝藤賢一

摂津晴門(せっつはるかど):片岡鶴太郎

駒(こま):門脇麦

望月東庵(もちづきとうあん):堺正章

正親町天皇(おおぎまちてんのう):坂東玉三郎

覚恕(かくじょ):春風亭小朝

武田信玄(たけだしんげん):石橋凌

 

大河ドラマ「麒麟がくる」第34話「焼討ちの代償」あらすじ(ネタバレ)

織田信長により比叡山は、火の海となりました。

幕府の摂津晴門は、織田信長のやりかたは危険と判断します。

足利義昭に、織田信長と手を切るべきと進言をしました。

 

大和国では、松永久秀と筒井順慶が領地争いをしていました。

幕府は、筒井順慶に味方することで、織田信長の後ろ盾がある松永久秀と対立します。

明智光秀は、駒から足利義昭が織田信長から離脱することを聞きます。

 

松永久秀と筒井順慶に和平工作を計画する明智光秀。

将軍・足利義昭と織田信長の関係は一体どうなるのでしょうか・・・。

 

大河ドラマ「麒麟がくる」第34話「焼討ちの代償」感想

 

「麒麟がくる」第34話「焼討ちの代償」が、放送されました。

 

織田信長は比叡山を攻め、僧兵や住民を殺戮しました。

家臣の藤田伝吾は、「命乞いをする僧侶を切り捨てますか」と明智光秀に聞きます。

すると明智光秀は、「離してやれ」と呟きました。

 

軍勢の前で、勝どきを挙げる織田信長。

織田信長は、今回の明智光秀の働きぶりを讃えます。

さらに、「叡山の僧の首を見るか」と微笑みながら明智光秀に言いました。

 

明智光秀は織田信長に、正直に進言します。

「全ての者を討てとのことでしたが、女、子供は見逃しました」

「お許しください・・・」

 

織田信長は明智光秀の言葉に対して、「今のは、聞かなかったことにしておこう」と述べます。

さらに、「他の者なら、その首を刎ねている」と言いました。

 

今回の比叡山の焼き討ちで、一番の功績をあげた明智光秀。

織田信長は、2万石の領地である近江の志賀郡を、明智光秀に与えました。

 

京の二条城では、足利義昭が幕臣たちと話をしていました。

足利義昭は摂津晴門たち幕臣に、「比叡山の戦をなぜ、とめなかった」と怒りをあらわにします。

「信長は何をしでかすか、わからぬ男だぞ」

 

摂津晴門は、「将軍を上洛させた恩義がある織田信長に、はっきりと意見を言えない」と言います。

「そなたにも、遠慮というものがあるのか」と、義昭が言ったところは、ウケました(笑)。

 

摂津晴門は、「今こそ、織田との関わりを断つべきです」と足利義昭に言いました。

さらに、大和国での争いに乗じ、筒井順慶の味方になり、信長と敵対することを勧めます。

 

織田信長が幕府の敵とわかれば、近隣の大名たちが立ち上がると考えました。

「公方様に、そのお覚悟が・・・お・あ・り・か・ど・う・か・でござります」

摂津・・・、また半沢節が、出てましたね(笑)。

 

比叡山での戦を、後悔する夢を見る明智光秀。

ここで、明智光秀の嫡男・十五郎(明智光慶)が登場しました。

光秀の娘・お玉は、家臣の藤田伝吾を連れて、市に出かけています。

 

お玉の顔をめがけて、石が飛んでき、お玉は顔にけがを負います。

「明智光秀の鬼め!・・・、比叡山で何人殺した!」

町には、明智光秀の所業に、怒りをもつ者もいました。

 

お玉は、望月東庵のもとで治療を受けることになります。

そこに、父である明智光秀も駆けつけました。

 

明智光秀は、玉に話します。

「悪いのは父だ・・・、父が比叡山で戦をしたからだ」

「そなたを、そのような目にあわせたのも父だ・・・」

 

明智光秀は、自分の行いにより、玉にけがを負わせたと思います。

お玉はそんな父親に、「父上は仕方なく戦をしている、父上は悪くないと」と言いました。

 

明智光秀は、駒に重要なことを聞きました。

幕府は筒井順慶の味方をし、信長の敵になろうとしている・・・。

明智光秀は、急ぎ筒井順慶の元を訪れ、今井宗久のもとで茶を誘いました。

 

堺では、明智光秀と筒井順慶が、今井宗久の館に来ていました。

そこには、事前に明智光秀が呼び出していた、筒井順慶の敵である松永久秀がいました。

松永久秀は、易(えき)=占いをしています。

 

「50を過ぎてからは、戦の前には易をする」という松永久秀。

この占いに感化され、光秀は愛宕神社でおみくじを引くことになるのでしょうか・・・。

 

今日の占いの結果を聞く明智光秀ですが、松永久秀は教えてくれません。

松永久秀は筒井順慶に近づき、「このツボを、千貫で買うなら教えてやる」と言います。

 

そのツボには、十貫の価値しかないことを見破る筒井順慶。

松永久秀は「目利きができる男」と、筒井順慶を見ました。

 

松永久秀は明智光秀と二人きりで話しをします。

「わしに、どうしろというのだ」と問う松永久秀。

明智光秀は、「筒井殿と戦をやめてほしい」と、はっきりと言います。

 

松永久秀は、「大和は切り取り次第」と信長に言われているので、納得ができません。

納得しない松永久秀に、明智光秀は言います。

「近江はいかがですか・・・、近江の地をお譲り致します」

 

明智光秀は織田信長にもらった領地を、松永久秀に譲る覚悟がありました。

松永久秀は、この明智光秀の言葉に驚きます。

 

この二人の「座れ、座れ」、「座っております」という、やりとりは笑っちゃいました。

アドリブっぽかったですよね・・・。

 

松永久秀は、「足利義昭と織田信長の関係は、長くはもたない」と考えています。

「信長殿は、何でも壊してしまう・・・、それに対し、公方様は守る」

「あの二人は、水と油ほど違う」

 

さらに、松永久秀は、織田信長の比叡山での所業に驚いていました。

そんな松永久秀に対し、「あの戦のやりかたは、わたしには・・・」と明智光秀も本音をもらします。

 

しかし、松永久秀は、「あそこまでしないと、世は変わらぬ」と明智光秀に伝えました。

松永久秀は、明智光秀の心意気を買い、大和での戦を止めることを誓いました。

 

 

 

明智光秀は岐阜城を訪れ、織田信長に報告をします。

織田信長は、松永久秀と戦わずに済んだことに、ほっとしていました。

 

「都で争えば、帝を心配させてしまう」と、織田信長は言います。

「公方様の言われることは、的外れじゃ・・・、相手にしておれぬ」

「帝が仰せになることは、胸に届くお言葉じゃ」

 

織田信長は将軍の言葉よりも、帝の言葉を重く受け止めていました。

帝に「大義であった」と、褒められたことをうれしそうに話す織田信長。

 

 

甲斐国の躑躅ヶ崎館(つつじがさきやかた)では、覚恕と甲斐の国主・武田信玄が話していました。

覚恕は、織田信長に立ち向かうため、武田信玄の力を借りようとしていました。

武田信玄は、覚恕に言います。

 

「信長は、仏法の火を消した鬼じゃ!」

「憎き信長をこの信玄が、討ち滅ばしてご覧にいれます」

ついに、戦国最強と言われた武田信玄が、信長を倒すため動き出しました・・・。

 

比叡山での戦を終えた光秀の本音は、「あそこまでは、したくない様子」でした。

織田信長のやり方に疑問視する明智光秀。

気を許せる松永久秀には、本音がこぼれていましたね。

 

幕府と信長の仲を繋ぐ明智光秀ですが、それも限界に近づいてきます・・・。

幕府はついに、織田信長との関係を切ろうと考えます。

対する信長も、もはや将軍・義昭の言葉は響いていません。

 

二人の間に、挟まれる明智光秀。

どちらに着くかの決断が、明智光秀には迫っていました・・・。

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