どうも、うめたろうです。
2020年1月119日、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の放送がついに、始まりました。
「麒麟がくる」は戦国武将・明智光秀を主役とする大河ドラマです。
明智光秀を演じるのは、俳優の長谷川博己(はせがわひろき)さんです。
第1話では、冒険心が芽生えた、若き日の明智光秀を演じていました。
主要キャスト
明智光秀(あけちみつひで):長谷川博己
明智光安(あけちみつやす):西村まさ彦
斎藤道三(利政)(さいとうどうさん):本木雅弘
斎藤義龍(高政)(さいとうよしたつ):伊藤英明
三淵藤英(みつぶちふじひで):谷原章介
松永久秀(まつながひさひで):吉田鋼太郎
菊丸(きくまる):岡村隆史
駒(こま):門脇麦
望月東庵(とうあん):堺正章
1話の感想まとめ
「明智光秀がヒーローというのは違和感があるかもしれないですが、今の時代に必要な新しいヒーローかもしれません。たとえ上司でも、間違っていると思えばズバッと言う。そんな新しい光秀像に期待してもらえるとうれしいですね」(長谷川博己)#麒麟がくる pic.twitter.com/zhuFwikit0
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明智光秀の故郷である、明智荘に野盗の群れが襲い掛かります。
野盗から領地を守るため、明智光秀は、野盗と戦います。
野盗が戦いのさなかに、鉄砲を撃ってきました。
その鉄砲を見た明智光秀は、衝撃を受けます。
「自分が見たこともない武器が、この国にはある・・・」
美濃を出たことない明智光秀は、他国を見てみたいと強く思うようになります。
明智光秀の叔父・明智光安(あけちみつやす)に、旅の相談をします。
しかし、明智光安は、自分の領地を守るのが務めであると、明智光秀をいさめます。
明智光安(あけちみつやす)
キャスト:西村まさ彦
明智光安は、明智光秀の叔父にあたります。
明智城の城主です。
父を亡くした明智光秀の後見人として、明智城主となりました。
明智光秀の成長を、見守っていくことになります。
明智光秀の父は、明智光綱(あけち みつつな)と言われています。
明智光綱は、斎藤道三によって、明智城を攻められ、討死したと言われています。
「麒麟がくる」では、病死した設定になっています。
明智光秀は、叔父の明智光安に旅立つことを反対されました。
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(第1回より)#麒麟がくる #麒麟File#斎藤道三 #本木雅弘 pic.twitter.com/4V1yGLuPso— 【公式】大河ドラマ「麒麟がくる」毎週日曜放送 (@nhk_kirin) January 21, 2020
明智光秀は、まだ旅を諦めていません。
明智光秀は、美濃の国主である斎藤道三に直接、願い出ることを決めます。
斎藤道三(さいとうどうさん)
キャスト:本木雅弘
斎藤道三は、美濃国の国主です。
稲葉山城(現在の岐阜城)の城主でもあります。
美濃のマムシと呼ばれ、土岐氏から美濃国を奪いました。
油売りの商人から、戦国大名に成り上がりました。
「下剋上」を成し遂げた人物です。
現在では、父親が商人だったという説が有力です。
斎藤道三を演じる本木雅弘さんの演技は、いいですね。
斎藤道三のどっしりとした、大物感が伝わってきます。
斎藤義龍(さいとうよしたつ)
キャスト:伊藤英明
斎藤義龍は、斎藤道三の長男です。
のちに、父・斎藤道三と争うことになります。
隣国尾張の織田信長と敵対することになります。
明智光秀は斎藤道三の息子である斎藤義龍と共に、斎藤道三に謁見します。
明智光秀は、条件をもとに旅の許可をもらいました。
・鉄砲を手に入れること
・名医を探すこと
この二つの条件をクリアするために、明智光秀は旅に出ます。
明智光秀は鉄砲を手に入れる為、堺(現在の大阪)に到着します。
戦国時代の堺
戦国時代の堺は大陸からやってきた船が、日本に来た場合の最終港(上陸地)でした。
その為、堺は国際貿易都市の役割を持っていました。
鉄などの材料も堺に集まり、刀鍛冶が発達しました。
また、南蛮文化の鉄砲が伝わり、鉄砲の生産も堺で行われていました。
宣教師のルイス・フロイスは著書「日本史」で堺のことを書いています。
フロイスは、堺を「東洋のベニス」と記しています。
「戦国時代というのは既存の価値観が破壊され、新しい芽がどんどん伸びていく、おもしろい時代。その中で、裏切り者として描かれることの多い明智光秀を長谷川さんは清れつに演じています。今までと違う光秀や戦国時代を見せることができるのではないかと思っています」(谷原章介)#麒麟がくる pic.twitter.com/ULZ6jWFYY3
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明智光秀は、鉄砲を販売している店に到着します。
明智光秀が、店に入ると先客がいました。
その先客は、室町幕府将軍・足利義輝(あしかがよしてる)の使いで、鉄砲を買いに来ていました。
彼の名前は、三淵藤英(みつぶちふじひで)と言う者でした。
三淵藤英(みつぶちふじひで)
キャスト:谷原章介
三淵藤英の異母弟に、戦国武将の細川藤孝がいます。
三淵藤英は、足利義輝、義昭と将軍家を支えていきます。
最後は、明智光秀と共に、織田信長に仕えます。
三淵藤英は、鉄砲の試し撃ちをします。
鉄砲は連続で使用できない為、三淵藤英は、戦場には不向きと判断します。
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三淵藤英が店を出ると、今度は松永久秀(まつながひさひで)が、明智光秀の前に現れました。
松永秀久(まつながひさひで)
キャスト:吉田鋼太郎
松永久秀は、三好家の重臣です。
三好慶長の側近であり、戦国最大の梟雄(きょうゆう)と言われています。
将軍・足利義輝の側で活動することもあり、官位も授かっています。
また、明智光秀同様、のちに織田信長の家臣になります。
松永秀久は、斎藤道三の生き方に好意を持っていました。
その斎藤道三の家臣である明智光秀を食事に誘います。
酒に酔った明智光秀は、つい、本音が出てしまいます。
自分の主君である斎藤道三は、損得勘定で行動する者だ・・・。
明智光秀は、斎藤道三のそういうところが、気にいりません。
美濃国では、土岐の残党と斎藤道三が争っています。
美濃国のすべての人が、斎藤道三の支持をしている訳ではないのです。
しかし、明智光秀は、「好き嫌いでは主君を決めない」と言います。
斎藤道三に、土岐氏が潰されたように、この戦国時代は力が全てです。
国の支配者は強くなければいけない・・・。
そんなことを、明智光秀は思っていたのかもしれません。
後に織田信長に仕える明智光秀は、その強さに魅力を感じたのではないでしょうか。
酒につぶれた明智光秀は、そのまま眠ってしまいます。
朝に目覚めると、お金がないのに気づきます。
明智光秀のお金は、松永秀久に盗まれていました。
しかし、部屋の隅をみると、明智光秀が欲しがっていた鉄砲が、置いてありました。
置手紙を見た明智光秀は、松永秀久からのプレゼントと分かりました。
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(第1回より)#麒麟がくる #麒麟File #駒 #門脇麦 #東庵 #堺正章 pic.twitter.com/8Cr4aFzhUb— 【公式】大河ドラマ「麒麟がくる」毎週日曜放送 (@nhk_kirin) January 22, 2020
鉄砲を手に入れた明智光秀は、次の目的である、名医を探しに京に行きます。
応仁の乱によって、戦が続いた京都は、荒れていました。
明智光秀はついに、名医と呼ばれる望月東庵(もちづきとうあん)に出会います。
望月東庵(もちづきとうあん)
キャスト:堺正章
望月東庵は、京都では屈指の名医として名を轟かせています。
ドラマオリジナルの人物です。
望月東庵は、最初は、明智光秀の頼みを断りました。
しかし、明智光秀が少女を助けたことや、火事で家がなくなったことで、美濃国に行くことを決意します。
駒(こま)
キャスト:門脇麦
駒は望月東庵の助手です。
ドラマオリジナルの人物です。
明智光秀は、駒から「麒麟(きりん)」の言い伝えを聞きます。
麒麟とは、どのようなものなのでしょうか?
中国の歴史書に、意味が書かれています。
「王が仁のある治世を行い、穏やかな世になった時、その王のところに現れるのが、霊獣・麒麟である」
国主が正しい政治を行い、平和な世の中になった時に、麒麟が現れます。
明智光秀は、麒麟が自らのもとへ、やって来るのを夢見て、美濃に帰ることにします。
旅に出た明智光秀は、美濃国以外の人々と出会い、日本を少しだけ知ることができました。