大河ドラマ

大河ドラマ「麒麟がくる」第5話「伊平次を探せ」感想

どうも、うめたろうです。

麒麟がくる第5話が放送されました。

第5話のタイトルは「伊平次を探せ」です。

 

今回は、戦国時代において、鉄砲の重要性がわかる回でした。

 

主要キャスト

明智光秀(あけちみつひで):長谷川博己

斎藤道三(さいとうどうさん):本木雅弘

足利義輝(あしかがよしてる):向井理

三淵藤英(みつぶちふじひで):谷原章介

細川藤孝(ほそかわふじたか):眞島秀和

松永久秀(まつながひさひで):吉田鋼太郎

伊平次(いへいじ):玉置玲央

 

第5話の感想まとめ

この投稿をInstagramで見る

国友鉄砲ミュージアム(@kunitomo.teppo)がシェアした投稿 -

明智光秀は旅に出ます。

近江の国友村(くにともむら)で、鉄砲を作っている伊平次を探しにいきます。

国友村に着いた明智光秀でしたが、伊平次はいませんでした。

 

伊平次は京都の本能寺にいるという情報を掴み、明智光秀は京に向かいます。

 

鉄砲の歴史

現在、滋賀県長浜市国友町に「国友鉄砲の里資料館」があります。

この資料館では、鉄砲についての資料や実物が飾られており、鉄砲の歴史が学べます。

 

鉄砲は1543(天文12)年、ポルトガル人により、種子島に伝来しました。

その翌年の2月に、12代将軍・足利義晴は、管領・細川晴元を通して、国友村の鍛冶・善兵衛らに鉄砲製作を命じます。

なんと、その6ヶ月後に、鉄砲2挺を完成させます。

 

1549(天文18)年には、織田信長が、500挺の国友鉄砲を、依頼したとの記録があります。

桶狭間の戦いで、織田信長が国友鉄砲を、初めて戦力として使用したと言われています。

鉄砲が伝わってから、わずか1年で、国産品を作ります。

ここに日本の職人の凄さが、伝わってきますね。

 

 

本能寺に到着した明智光秀は、鉄砲を持っていた為、ある人物に絡まれるます。

その人物とは細川藤孝でした。

細川藤孝は、明智光秀の鉄砲を力ずくで、取り上げようとします。

 

細川藤孝/細川幽斎(ほそかわふじたか・ほそかわゆうさい)

キャスト:眞島秀和

兄の三淵藤英と共に、足利義輝に幕臣として、仕えます。

のちに、足利義昭と共に行動し、明智光秀を通じて、織田信長と出会うことになります。

明智光秀と共に行動することが多くなり、明智光秀の盟友となります。

明智光秀の運命を変える重要人物です。

 

明智光秀も刀を構え、戦闘態勢に入ります。

そこに、足利義輝が現れ、細川藤孝をいさめます。

明智光秀は、足利義輝に付き添っていた、三淵藤英と再会します。

 

足利義輝(あしかがよしてる)

キャスト:向井理

室町幕府13代将軍です。

細川晴元(ほそかわはるもと)と共に、三好長慶(みよしよしなが)と対立します。

細川晴元亡き後、三好長慶と和睦し、京に戻ります。

しかし、三好長慶亡き後、三好三人衆と松永秀久と対立します。

戦国時代の剣豪・塚原卜伝(つかはらぼくでん)から指導を受け、奥義を伝授されたとも言われています。

 

三淵藤英の情報によると、伊平次は本能寺には、いないとのことでした。

松永秀久なら知っているのではないかと、三淵藤英は言います。

明智光秀は、三淵藤英と共に、松永久秀に会いに行きます。

 

この時期、室町幕府の管領であった細川晴元は、お家騒動により、戦を繰り返していたました。

 

管領(かんれい)・・・室町幕府で将軍に次ぐ、最高の役職であり、将軍を補佐して、幕政を統括する職です。

 

細川晴元は、将軍・足利義晴・義輝親子を取り込んでいた細川氏綱(ほそかわうじつな)を撃破します。

この戦いの勝利には、三好長慶を中心とする、三好一族の功績が大きかったため、勝つことができました。

三好家は細川家同様、一族同士が敵味方に分かれていました。

 

三好長慶は、三好政長(みよしまさなが)を支持する細川晴元に対して、離反を起こします。

三好長慶により、細川晴元は、京都を追放されました。

将軍足利義輝とは和解し、京都は三好慶長を中心とした、三好政権が始まります。

 

そして、将軍に足利義輝、管領に細川氏綱を置き、実権は三好長慶という構造ができあがります。

 

 

松永秀久は、しゃっくりを止める為、お灸をしていました。

お灸といえば、松永久秀は自害する前に、脳天にお灸を据えたエピソードがあります。

松永久秀と三淵藤英は、鉄砲について討論します。

 

三淵藤英は「戦で鉄砲を使うつもりはない」と松永久秀も言います。

三淵藤英は、京の都ではお互いが、平穏に暮らせるように願っています。

松永久秀は、戦には鉄砲が必要と考えます。

 

明智光秀は、戦での鉄砲の重要性に疑問を持っています。

松永秀久は明智光秀に、鉄砲の凄さを語ります。

 

・鉄砲は、弓矢よりも殺傷能力がある

・鉄砲の怖さを知っていれば、戦にならない。

 

松永久秀は鉄砲を戦の抑止力として、必要だと考えています。

三淵藤英も、そのことには気づいていると思っています。

しかし、曲者である松永久秀はの本当の腹の底は、わかりません。

 

松永久秀と明智光秀は、ついに伊平次を発見しました。

松永久秀は、鉄砲の制作を、伊平次に頼みます。

しかし、伊平次は断ります。

 

松永久秀に鉄砲を作れば、将軍家にも鉄砲をつくらなければならい。

伊平次は、そのことを心配していました。

同郷の明智光秀に気づいた伊平次は、昔の思い出話をします。

 

明智光秀は、鉄砲の分解を伊平次に頼むことに成功します。

松永久秀は、明智光秀に鉄砲20丁を伊平次に作らせることを頼み、帰ってしまいます。

明智光秀は、伊平次と共に鉄砲の分解をすることになりました。

-大河ドラマ

© 2024 歴史の未来ブログ Powered by AFFINGER5