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大河ドラマ「麒麟がくる」第29話 あらすじ&感想【ネタバレ】

どうも、うめたろうです。

大河ドラマ「麒麟がくる」第29話「摂津晴門の計略」は、10月25日の放送予定です。

「麒麟がくる」第29話のあらすじ&感想です。

 

キャスト

明智光秀(あけちみつひで):長谷川博己

織田信長(おだのぶなが):染谷将太

木下藤吉郎(きのしたとうきちろう):佐々木蔵之介

足利義昭(あしかがよしあき):滝藤賢一

細川藤孝(ほそかわふじたか):眞島秀和

摂津晴門(せっつはるかど):片岡鶴太郎

駒(こま):門脇麦

望月東庵(もちづきとうあん):堺正章

伊呂波太夫(いろはだゆう):尾野真千子

浅井長政(あざいながまさ):金井浩人

近衛前久(このえさきひさ):本郷奏多

 

大河ドラマ「麒麟がくる」第29話「摂津晴門の計略」あらすじ(ネタバレ)

本圀寺の変が起きたことをきっかけに、織田信長は二条城の築城を開始。

織田信長は、築城に関し、独断で判断し、各地から資材を集めた。

しかし、摂津晴門のもとに、各地から信長に対する反発の声が届きます。

 

明智光秀は、伊呂波太夫を通し、近衛前久と対面することになります。

近衛前久は、今の幕府に忠告を促します。

私利私欲にまみれ、帝を守る本来の幕府の姿になっていない・・・。

 

明智光秀は、近衛前久の話を聞き、帝の存在が気になります。

帝を気にする明智光秀は、御所へと足を運ぶのであった・・・。

 

大河ドラマ「麒麟がくる」第29話「摂津晴門の計略」感想

 

大河ドラマ「麒麟がくる」第29話「摂津晴門の計略」が放送されました。

京では、織田信長により、二条城の築城が進んでいます。

築城を急ぐ織田信長は、各地の寺社などから資材や人を集めていました

 

その寺社の僧たちは、築城によって取り上げらた品々の返納を、幕府に迫ります。

本圀寺にいる足利義昭のもとに、寺社の僧たちが訪れます。

「このままでは、公方様の評判も悪くなる」と、摂津晴門は足利義昭に返納を勧めます。

 

足利義昭は、摂津晴門に言います。

「今更、信長殿によせとはいえぬ」

「しかし、信長殿はいつまでも京にいる訳ではない」

 

織田信長がいないときに、少しづつ寺に返納をすると、足利義昭は返答をします。

足利義昭は「あとは、よしなに計らえ」と摂津晴門に言い、その場を立ち去りました。

摂津晴門は、その場にあった献上されたお金を懐に入れます。

 

駒を本圀寺に招いた足利義昭。

足利義昭は、「貧しいものに食事を与える悲田処(ひでんしょ)を造りたい」と駒に話します。

「しかし、今の幕府の財政では無理だ」と言います。

 

その話を聞いた駒は、足利義昭の力になるように、お金の工面をどうするかを考えます。

 

 

築城に忙しい明智光秀のもとに、伊呂波太夫から手紙が届きます。

伊呂波太夫を訪れた明智光秀は、関白であった近衛前久と出会います。

近衛前久は二条晴良らによって、足利義輝の暗殺に関わったと噂を広められていました。

 

そのため、摂津晴門たちから、都を追われる身となっています。

「摂津晴門は近衛前久の領地を奪い、我がものにすると企んでいる」と、近衛前久は言います。

近衛前久は、今の幕府の現状を光秀に伝えました。

 

「今の幕府は、己の事しか考えていない」

「幕府を変えることができるは、織田信長しかいない」

そのことを明智光秀に伝えた近衛前久は、その場を去って行きました。

 

伊呂波太夫は、明智光秀に言います。

「この都には、帝(みかど)=天皇がいる」

「帝も領地を奪われ、困っている」

「幕府は手を差し伸べず、見て見ぬふりをしている」

 

伊呂波太夫は「御所を見れば、それがよくわかる」と明智光秀に言いました。

 

明智光秀は織田信長に会いに、妙覚寺を訪れます。

そこで、織田信長の家臣・木下藤吉郎と出会いました。

「今日は如何なるご用件で?」と木下藤吉郎は、明智光秀に聞きます。

 

しかし、明智光秀が答える前に木下藤吉郎は「近衛前久の件ですか?」と言い出します。

木下藤吉郎は、公家衆や幕府の要人の動きを、常に監視をしていました。

 

明智光秀は、自分の行動を監視していた木下藤吉郎に皮肉を込めて言います。

「私のことも調べているのか」

木下藤吉郎は、「まさか、恐れ多い」と呟きます。

 

「公家衆には気を付けてください」

「油断すれば、足元をすくわれます」

木下藤吉郎は、明智光秀に助言をし、その場を去って行きました。

 

明智光秀は、織田信長に幕府の現状について話しだします。

織田信長は、周囲から幕府の現状を何とかしてほしいと、言われていると言います。

 

「しかし、わしは将軍ではない」

「幕府のやることには、口出しはせぬ」

織田信長は、幕府の現状を変えるのは、明智光秀の役目だと言いました。

 

織田信長は、明智光秀に言います。

「幼い頃、この世で一番偉いのは誰かと、父親に訪ねた」

「それは、お日様であり、次に偉いのは帝だと言われた」

 

織田信長は、帝の存在がわからなかった。

「その帝の御所の塀を直すために父親は、大金を帝のもとへ送った」

「しかし、まだその塀を見てない、妙だな」

 

織田信長はそう言いつつ、その場を去って行きました。

 

数日後、細川藤孝が明智光秀のもとを訪れます。

明智光秀が面倒なことに巻き込まれていると細川藤孝は言います。

寺社の僧から明智光秀あてに、手紙が届いていました。

 

手紙の内容は、「横領した八幡宮領を返せ」との催促の手紙でした。

八幡宮の領地は、足利義昭から褒美としてもらった領地でした。

明智光秀は急いで、摂津晴門のもとへ向かいます。

 

明智光秀は、「八幡宮領が横領した土地だと知らなかった」と摂津晴門に伝えます。

誰が横領したのかを、摂津晴門に聞く明智光秀。

 

しかし、摂津晴門は明智光秀に答えました。

「山ほどの訴えがある中、誰がどこを横領したかなどは、いちいち把握していない」

明智光秀は、「帝の領地も仲間にあげたか」と言い放ちます。

 

摂津晴門は「中身を吟味して、領地を返納しましょう」と明智光秀に言います。

しかし、明智光秀は、「返して済む話ではなく、誰が横領をしたのかを探せ」と言い放ちます。

「この訴えを見逃すわけにはいかない」と強く言いました。

 

明智光秀が去ったあと、摂津晴門は呟きます。

「困ったお方じゃ、世の仕組みを教えて差し上げたのじゃが・・・、じゃが。」

「じゃが」の言い方、笑っちゃいました(笑)。

 

 

明智光秀は、伊呂波太夫のもとを訪れました。

「御所を拝見したい」と明智光秀は言います。

伊呂波太夫に案内された明智光秀は、御所を見て驚きます。

 

御所の壁はボロボロで、門を守る人数も少ないことを知る明智光秀。

伊呂波太夫は、この場所で今の帝に温石を貰ったと話します。

「自分が泥にまみれて生きているのだから、この御所だけはキレイにしたい」

 

伊呂波太夫は、御所の修復を望みます。

この御所を見た明智光秀は、何を思ったのでしょうか・・・。

 

ついに、二か月余りで、二条城が完成しました。

「見事な城じゃ!」

足利義昭は、喜びを隠せません。

 

「かたじけない、かたじけない」

「信長殿こそ、大恩人だ」

足利義昭は、織田信長に感謝を表します。

 

織田信長は、近江の国主・浅井長政を明智光秀に紹介しました。

妹婿の浅井長政は、この築城にあたって、多くの物資や人員に協力したと言います。

ついに、浅井長政の登場ですね。

 

織田信長は、「折り入って話がある」と明智光秀に言います。

「二、三日でよい、わしの後で岐阜に戻ってこい」

「越前の朝倉義景の件で、話を聞いておきたい」

 

織田信長は、朝倉義景に戦をしかけるつもりでした。

二条城の築城後、織田信長は岐阜に帰って行きました。

 

今回の話は、帝=天皇の現状が強調されました。

将軍を取り込んだ織田信長は、将軍の上の位である帝の存在を、改めて知ることになりました。

明智光秀は、「幕府の現状を立て直すと共に、朝廷も立て直さなければならない」と考えます。

 

今後、織田信長や明智光秀は、朝廷とどのような関係を持つのでしょうか。

また、織田信長は、朝倉義景の討伐を決意しました。

次なる戦に向けて、織田信長は動き出そうとしています・・・。

 

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