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大河ドラマ「麒麟がくる」第36話 あらすじ&感想【ネタバレ】

どうも、うめたろうです。

大河ドラマ「麒麟がくる」第36話「訣別(けつべつ)」は、12月13日の放送予定です。

「麒麟がくる」第36話のあらすじ&感想です。

 

キャスト

明智光秀(あけちみつひで):長谷川博己

煕子(ひろこ):木村文乃

織田信長(おだのぶなが):染谷将太

木下藤吉郎(きのしたとうきちろう):佐々木蔵之介

柴田勝家(しばたかついえ:安藤政信

佐久間信盛(さくまのぶもり):金子ノブアキ

足利義昭(あしかがよしあき):滝藤賢一

三淵藤英(みつぶちふじひで):谷原章介

武田信玄(たけだしんげん):石橋凌

駒(こま):門脇麦

望月東庵(もちづきとうあん):堺正章

正親町天皇(おおぎまちてんのう):坂東玉三郎

三条西実澄(さんじょうにしさねずみ):石橋 蓮司

 

大河ドラマ「麒麟がくる」第36話「訣別(けつべつ)」あらすじ(ネタバレ)

明智光秀は三条西実澄の協力のもと、帝に謁見することができました。

大和国の松永久秀は、将軍・足利義昭と対立していた。

足利義昭は、信長の織田軍を使い、松永久秀の鎮圧に動こうとしていました。

 

木下藤吉郎は、戦うべき相手は、松永久秀ではない・・・。

今戦う相手は、浅井・朝倉である、と信長に進言します。

 

足利義昭は、密かに、手薄になった信長の領地・美濃に目をつける。

そこで、朝倉義景に美濃を攻めさせようとする考えであった・・。

 

大河ドラマ「麒麟がくる」第36話「訣別(けつべつ)」感想

 

「麒麟がくる」第36話「訣別(けつべつ)」が、放送されました。

 

三条西実澄のお供として明智光秀は、帝がいる御所を訪れました。

明智光秀は帝と会話を交わし、「穏やかな世を目指す」ことを告げます。

 

帝は明智光秀に対し、言葉をかけます。

「迷わずに、歩もうではないか」

「明智十兵衛、その名を胸に留めおくぞよ」

 

ありがたいお言葉をもらった明智光秀は、その場で感激しました。

 

明智光秀の館に、柴田勝家、佐久間信盛、木下秀吉が来ていました。

大和国では、筒井順慶と松永久秀が争っています。

佐久間信盛たちは、将軍足利義昭から「何としてでも、松永の首を取れ」と言われます。

 

木下秀吉は酔っ払いながら、佐久間信盛たちに言い放ちます。

「松永を討つ暇があるなら、浅井朝倉を討つべきである」

「わしは、公方様が浅井朝倉に書状を送っているのを知っている」

 

松永討伐に出陣した織田信長の隙をつき、美濃を狙うつもりである・・・。

木下秀吉は、足利義昭の行動に注意をはらいます。

 

二条城では、足利義昭が剣術の練習をしていました。

足利義昭は、「剣術の手合わせをしろ」と明智光秀に命じます。

「その儀ばかりは、ご容赦を」と明智光秀は断りました。

 

しかし、足利義昭のしつこさに、明智光秀は剣術を受けます。

明智光秀の圧倒的な強さに、足利義昭は手が出ません。

それでも足利義昭は、何度も何度も、明智光秀に挑み続けます。

 

その様子を見ていた三淵藤英は、二人の間に入り、足利義昭を諫めました。

足利義昭は将軍として、強くならなければと誓います。

打倒織田信長に向けて、足利義昭は力が入っていました。

 

 

光秀の館では、明智光秀と妻・煕子が話をしています。

明智光秀は、帝に会ったことを煕子に話しました。

「信長様が、帝を慕っているのが少しわかった・・・」

 

明智光秀は、帝の偉大さを知り、信長の気持ちがわかった様です。

こんなに煕子と二人っきりで話している場面は、出会ったとき以来じゃないですかね?

 

煕子に膝枕をしてもらう明智光秀。

明智光秀は、誰よりも先に、煕子に坂本城を見せたいと思っていました。

 

二人は、近江の坂本城に着きます。

二人は、手をつなぎ、琵琶湖を眺めています。

明智光秀は、「必ず、皆をここに呼び寄せる」と煕子に誓いました。

 

煕子は、近江の国が美濃と京都の真ん中にあることを思い、明智光秀に言いました。

「今、どちらに心を惹かれていますか?」

美濃の織田信長か、それとも、京の足利義昭か・・・。

 

明智光秀は、迷いながらも答えます。

「どちらも大事なのだ・・・、ただ今のままでは、すまぬやもしれぬ・・・」

 

足利義昭を中心とする幕府と織田軍は、大和の松永久秀と三好の一党を討つため、出陣をします。

しかし、松永久秀を取り逃がした形で、戦は一旦落ち着きます。

 

甲斐(かい)国では、武田信玄が家臣団に号令をかけていました。

「出陣の機は熟した!」

「まずは、遠江国に入り、徳川家康を討つ!」

 

ついに武田信玄は、織田信長に向けて進軍を開始しました。

 

明智光秀は、織田信長に拝謁するため、美濃国に来ていました。

「十兵衛が坂本にいると便利じゃ・・・、呼べば翌日には来る」

織田信長は、明智光秀とすぐに会えることを嬉しく思います。

 

近頃、おそろしい夢を見たと言う織田信長。

夢とは、武田信玄に捕まり、将軍の前に連れられて、耳と鼻をそがれるという内容でした。

以前に織田信長は、「17条の意見書」を足利義昭に提出していました。

 

足利義昭の職務怠慢や内密な行動などを羅列し、足利義昭を大きく批判しました。

織田信長は、自分が足利義昭に対して、遠慮が足りなかったと考えます。

 

そのため、足利義昭に、白鳥のプレゼントを準備しました。

白鳥のことを昔は「くぐい」と呼んでいたんですね・・・、知らなかった。

 

「わしも、気を使っているのだ」と呟く織田信長。

それに対して明智光秀は「他にも気を使ってはどうでしょうか」と言います。

徳川家康の遠江国に、武田信玄の軍勢が侵入していることを、織田信長に告げます。

 

「3000の兵を援軍として送ったが、それでは足りない」

「家康殿は、信長様を頼りにしています」

「せめて、あと3000の援軍を・・・」

 

織田信長は、武田や朝倉軍を呼び込んでいるのが、足利義昭だとわかっています。

「わしを追い落とすつもりか」と、明智光秀に問いただしました。

明智光秀は、「もし、そのような動きがあれば、私が食い止めます」と織田信長に誓います。

 

織田信長は、帰蝶が言っていたことを思い出します。

「十兵衛は、どこまでも十兵衛だ」

織田信長は、真面目で素直な光秀を見て、笑みを浮かべました。

 

駒のもとに、足利義昭からの文が届きました。

駒は、その書状を見て驚きます。

「今までもらったお金を、鉄砲に使わせてくれ」という内容でした。

 

 

二条城では、足利義昭に白鳥を渡そうとする明智光秀。

しかし、足利義昭は、白鳥を受け取りません。

明智光秀は、受け取らない理由を聞きます。

 

足利義昭は、「信長との戦を覚悟したのだ」と答えました。

17条の意見書の批判を受けた足利義昭は、もはや我慢の限界でした。

 

浅井朝倉と武田信玄が、織田信長を挟み撃ちにすることを告げます。

「信長の命運は尽きた」と、一喝しました。

 

側にいた三淵藤英は、明智光秀をこちら側に着くように説得します。

明智光秀は、目に涙を浮かべながら、答えました。

「公方様・・・、どうか、今一度、今一度、お考え直しを!」

 

足利義昭の覚悟は変わりません。

「わしは決めたのじゃ・・・、信玄と共に戦う!」

「信長から離れろ・・・、わしのために、そうしてくれ!」

 

明智光秀は、涙を流しながら「それは、できませぬ!」と叫びました。

そして、その場から走り去ります。

 

三淵藤英が、明智光秀を追おうとしますが、足利義昭は「追うな」と制止しました。

「十兵衛は鳥じゃ・・・、籠から出た鳥じゃ・・・。」

「また、飛んで戻ってくるかも知れん・・・」

 

足利義昭は、かすかな希望を持ち、明智光秀を待つことにします。

ついに、足利義昭は、織田信長に対して兵を挙げたのでした・・・。

 

今回、足利義昭は、織田信長と決別を果たしました。

室町幕府再興のために、立ち上がった明智光秀・・・。

明智光秀は苦渋の決断の結果、足利義昭ではなく、織田信長を選びました。

 

将軍・足利義昭と織田信長が共に歩むことは、明智光秀の理想に過ぎませんでした。

ここから、織田信長を中心に、歴史は大きく動くことになります。

明智光秀は、織田信長と共にその歴史の一端を担うことになるのでした・・・。

 

今回登場した坂本城はこちら

【坂本城跡・明智塚】滋賀県の史跡巡り④【明智光秀ゆかりの地】

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