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大河ドラマ「麒麟がくる」第39話 あらすじ&感想【ネタバレ】

どうも、うめたろうです。

大河ドラマ「麒麟がくる」第39話「本願寺を叩け」は、1月3日の放送予定です。

「麒麟がくる」第39話のあらすじ&感想です。

キャスト

明智光秀(あけちみつひで):長谷川博己

煕子(ひろこ):木村文乃

岸(きし):天野菜月

玉(たま):芦田愛菜

明智左馬之助(あけちさまのすけ):間宮祥太朗

藤田伝吾(ふじたでんご):徳重聡

斎藤利三(さいとうとしみつ):須賀貴匡

織田信長(おだのぶなが):染谷将太

織田信忠(おだのぶただ):井上瑞稀

佐久間信盛(さくまのぶもり):金子ノブアキ

羽柴秀吉(はしばひでよし):佐々木蔵之介

松永久秀(まつながひさひで):吉田鋼太郎

徳川家康(とくがわいえやす):風間俊介

三条西実澄(さんじょうにしさねずみ):石橋 蓮司

駒(こま):門脇麦

望月東庵(もちづきとうあん):堺正章

菊丸(きくまる):岡村隆史

 

大河ドラマ「麒麟がくる」第39話「本願寺を叩け」あらすじ(ネタバレ)

織田信長は各地で次々と、敵対勢力を撃破します。

さらに、朝廷より武士としては、最も高い官位を授けられます。

次第に、帝さえもないがしろにする織田信長。

 

公家の三条西実澄は、信長を危険視するようになります。。

丹波攻略を命じられた明智光秀は、本願寺との戦いにも参戦します。

各地の戦いで疲弊する明智光秀。

 

そんな明智光秀に、織田信長はむちゃな要求を繰り返します。

疲労がたまった明智光秀は、高熱で倒れてしまいます。

妻である煕子は、光秀の回復を祈るのでした・・・。

 

大河ドラマ「麒麟がくる」第39話「本願寺を叩け」感想

 

「麒麟がくる」第39話「本願寺を叩け」が、放送されました。

 

摂津国では、本願寺の門跡である顕如(けんにょ)が、再び、織田軍に戦を仕掛けます。

織田信長は5年の歳月に渡り、本願寺と戦っていました。

そんな折、織田信長は、右近衛大将(うこんえのだいしょう)に就任しました。

 

公家の三条西実澄は、岐阜城を訪れていました。

三条西実澄は、京を離れた織田信長に不満を持っています。

朝廷のしきたりを守り、帝をおろそかにする織田信長に苦言をていします。

 

織田信長は、家督を嫡男・信忠に譲ることを告げました

三条西実澄は、「いつまで戦をするつもりか」と、織田信長に聞きます。

 

織田信長は、帝にあげた蘭奢待を、敵である毛利にあげたことを不満に思っていました。

「帝の姿が、遠ざかって見えます」

織田信長は朝廷に少しずつ、不信感を抱いていました。

 

摂津国で、「天王寺の戦い」が起こります。

織田軍は天王寺砦を拠点に、本願寺勢と戦いを繰り広げます。

本願寺勢により、織田軍の原田(塙)直政が戦死。

 

明智光秀も戦いで、けがを負っていました。

織田軍は天王寺砦に籠城し、織田信長の援軍を待っています。

そこに織田信長の軍勢が、天王寺砦に到着しました。

 

「何を手間取っておる」と、激を飛ばす織田信長。

織田信長は、「原田直政の家来の中に一向宗徒がいた」と言います。

そして、原田直政の家来を呼び出し、「おまえか?」と、殴り倒しました。

 

「本気で攻め落とすつもりなど、なかったであろう」と怒鳴り、家来を殴り続けます。

それに見かねた明智光秀が、織田信長を制止しました。

敵の数が多くて、苦戦をしていることを伝える明智光秀。

 

しかし、織田信長の怒りは収まりません・・・。

「数ではない、気合がたりんのじゃ!」

「何をぐずぐずしておる!今すぐうって出よ・・、行け!」

 

明智光秀は、「皆、疲れております」と声を掛けると、織田信長は言いました。

「そうか、ならばわしが行こう!」

「坊主の鉄砲など当たらぬ!」

 

織田信長は、そのまま甲冑もつけずに、戦場に行ってしまいました。

本願寺勢が放つ鉄砲が、織田信長の足に直撃しました。

敵に臆さない織田信長を、明智光秀が落ち着かせます。

 

 

「わしは死なぬ・・・、離せ、離せ!」

暴れる織田信長・・・。

明智光秀は、家臣の藤田伝吾に織田信長を抱えさせ、戦場を離れます。

 

それにしても、すごい大将ですね・・・。

大将が最前線に立つとは、戦略も何もありませんね(笑)。

そんな大将を見て、家臣たちはどう思ったのでしょうか。

 

松永久秀は、明智光秀に呟きます。

「全く信長殿には、困ったものだ・・・」

「無理を申され、無理を通される」

 

松永久秀の話を聞く、明智光秀の様子が一変します。

傷口から入った毒がまわり、明智光秀はその場で倒れてしまいます。

明智光秀は、家臣により京の館に運ばれました。

 

館に運ばれた明智光秀のもとに、妻・煕子や娘の玉が駆け寄ります。

煕子(ひろこ)は裸足のまま、望月東庵の診療所に駆けつけます。

望月東庵は、明智光秀を診察しました。

 

煕子は光秀を思い、雨が降る中、神社で願掛けを行います。

何度も、何度も、願掛けを繰り返す煕子。

駒は、神社で倒れている煕子を発見します。

 

駒の看病により、煕子は意識を取り戻します。

「あんなに取り乱した奥方様は、初めて見ました」と駒がつぶやきました。

煕子は、武家の娘として、家のことを、そつなくこなしてきました。

 

しかし、本当は強がっており、怖くて仕方がなかったと駒に漏らします。

煕子は、ある数珠を駒に見せました。

その数珠は、貧しかった頃、光秀が質屋に売ろうとした数珠でした。

 

煕子は数珠を売ってはいけないと思い、代わりに自分の着物を売っていました。

また、売る物がなく、自分の髪を切って、質屋に売ったこともあると言います。

時間がたち、明智光秀が目を覚まします・・・。

 

数日後、羽柴秀吉と織田信長は、明智光秀のもとを訪れます。

明智光秀の体調を、心配していた織田信長。

織田信長は、「本願寺を叩く方法がわかった」と明智光秀に伝えます。

 

本願寺は毛利の水軍を援軍として、織田軍と戦っていました。

九鬼水軍を使い、毛利の水軍を倒すという作戦を明智光秀に伝えます。

明智光秀は、「妙案でございます」と、返答をします。

 

原田(塙)直政が戦死したため、大和の守護が不在の状態であることを悩む織田信長。

織田信長は大和の守護に、筒井順慶を置こうと考えます。

 

「しかし、それでは、松永久秀様のお立場が・・・」

「お考え直しを・・・」

明智光秀は、織田信長の意見に反対をしました。

 

羽柴秀吉が口を挟み、「大和の守護を秀吉などは?」と、自分を売り込みます。

「おまえでは務まらん!」と、織田信長はきっぱりと言い放ちました。

ここで、しゃしゃり出るのが、秀吉っぽいですね(笑)。

 

光秀の娘・玉が、織田信長に挨拶をするために、やって来ました。

織田信長は、「十兵衛によく似て、器量がいい」と、玉に言います。

また、玉に、嫁ぎ先を見つけてやると約束をしました。

 

安土の城を見せてやると言う織田信長。

「安土城は大きな美しい城じゃ・・、日輪(太陽)のように光輝く城じゃ・・・」

織田信長は、「大和は筒井順慶に任せる」と明智光秀に言い、その場を去りました。

 

羽柴秀吉は、明智光秀に話しかけます。

「殿自ら、足を運ばれるとは、よほどのことです」

また、本願寺で撃たれた信長を見て、「少しは薬になりましたかな」と光秀にぼやきました。

 

三河国の岡崎城では・・・。

徳川家康は、正室・築山御前(つきやまごぜん)と話をしています。

織田信長が三河に見向きもしないことに対して、築山御前は愚痴をこぼします。

 

「織田様は今、手がいくつあっても足りないのじゃ」と、なだめる徳川家康。

築山御前がその場を離れると、徳川家康は菊丸を呼びます。

 

徳川家康は、京の様子を菊丸に確認しました。

「松永様の動きが気になります・・・、決して家中一体とは・・・」

さらに、織田信長は、徳川をどう見ているかを確認します。

 

「今は三河のことなど、お忘れではないかと・・・」

「信じるなら、やはり明智様かと・・・」

菊丸の報告を聞いた徳川家康は、「そうか、やはりな・・・」と呟きました。

 

 

京都の館では、明智光秀と入れ替わりに、煕子が病気で伏せていました。

煕子の側には、光秀の嫡男・十五郎がいます。

 

煕子を元気づけようと、左馬之助と駒は、伊呂波太夫の一座を呼んでいました。

明智光秀は、一家団欒の時を過ごしました・・・。

 

夜になり、煕子のもとに明智光秀がやってきました。

光秀は、煕子と出会ったときに貰った温石を煕子に見せます。

 

その温石を、大切にずっと持っていた光秀。

煕子への愛情が、伝わってきます・・・。

 

煕子が、口を開きます。

「坂本城に連れて行ってもらった時は、夢のようでした」

光秀も煕子に、「留守をよく守ってくれた」と声を掛けます。

 

煕子は、駒から聞いた「麒麟」の話を光秀に話しました。

「私は麒麟を呼ぶものが、あなたであったなら・・・」

「ずっと、そう思うておりました」

 

煕子は、麒麟を呼ぶのは、自分の夫であることを信じていました。

 

「あと、いくつ戦をしのげば、穏やかな世が見られるでしょうか」

「岸や玉の子は、戦を知らずに育つのでしょうか」

平和な世が、訪れることを願う煕子・・・。

 

そのまま目を閉じた煕子を、抱き寄せる光秀。

光秀に抱かれながら、煕子は生涯を閉じました・・・。

 

今回は、涙なくしては見られませんでした。

光秀を陰で支えてきた煕子が、ついに亡くなってしまいます。

 

健気で、夫想いの妻であった煕子。

明智光秀は心の支えをなくし、ショックを受けたことでしょう。

 

妻を亡くした明智光秀のもとに、事件が起こります。

盟友である松永久秀が、織田信長に謀反を起こします。

次週は、松永久秀の散り際に注目です!

 

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